石橋英子、GIANNI GEBBIA、DANIELE CAMARDA : Maboroshi

  • フォーマット: CD [FMC-043]
  • 重量: 0.09kg
  • レーベル: F.M.N. Sound Factory

1,800円

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「MONG HANG 、PANICSMILE、NATSUMEN等々で活動、名作ソロ 「Drifting Devil」が大きく話題になった石橋英子が、大友良英、ジム・オルーク等と数多く共演しているシシリア出身のサックス奏者Gianni Gebbiaとおなじくシシリア出身のベーシストDaniele Camardaとフランスで録音した新作。
石橋英子のピアノとヴォーカル(Drifting Devil中のyodaka no hoshi収録)、Gianniの浮遊感漂うサックス、 Danieleの時には軽いパーカッションのようにも聴こえるベース、その3人がフランスで不思議でpopな世界を作った1枚です。」

「イタリア出身のサックス奏者、ジャンニ・ゲッビアは、楽器の革新者であるだけでなく、新しい音楽を生み出す機会も模索しています。日本人ピアニスト兼シンガーの石橋英子、そして同郷のベーシスト、ダニエレ・カマルダとのコラボレーションは成功を収めています。ジャケット写真からも想像できる通り、この音楽は幽玄で詩的であり、時折、驚くほどの美的感覚を湛えています。「幻」とは「幻想」を意味し、現実を捉えられないという概念が音楽全体に浸透しています。
禅宗の修行僧であるゲッビアは、現在「常楽」という別名も持っています。宗教的な音楽は、想像を絶するほど退屈なものになりがちですが、このアルバムには深い意味があります。「One Clapping/Many Hands」の催眠術的なリズムの遊び心や、喜びに満ちたユニゾンなど、 「Hermit」の反復的なフレーズ、タイトル曲の瞑想的な脆さ、「Kami Kakushi」の躁的な苦悩など、どの楽曲も魅力的で独創的です。既知の概念や固定されたイディオムに頼ることなく、楽器の音は予想とは微妙に異なり、どの曲も新鮮で驚きと感動に満ちています。石橋の歌声はジャズスタイルとは明らかに異なり、「よだかの星」で子供じみた「ハレルヤ」を歌っているのもその一つです。
そして、一貫した革新的な音楽的アプローチにもかかわらず、アルバム全体を通して親しみやすい雰囲気を醸し出しています。」Stef Gijssels The Free Jazz Collective May 2010



1 Kuuge (Flowers On The Sky)
2 One Clapping/Many Hands
3 Go Down Moses
4 Hermit
5 Kan (Barrier)
6 Kami Kakushi (Gold Wind Mountain)
7 Maboroshi (Illusion)
8 Yodaka No Hoshi (Night Bird Star)
9 Ichi Go Ichi E (One Occasion One Opportunity)
10 Rinnne (Reincarnation)

石橋荚子 - voice, piano, synthesizer, additional choirs, handclaps, percussions
Gianni Gebbia - alto saxophone, objects
Daniele Camarda - clectric bass loops, handclaps, choirs

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