GIACINTO SCELSI : Suite 9 & 10 Per Pianoforte

  • フォーマット: CD [WER67942]
  • 重量: 0.1kg
  • レーベル: Wergo

2,200円

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中国の易書の11番目のシンボルで「平和」を意味する組曲第9番は「Ttai」(1953)[全9楽章/36:30]。
ゆったりした瞑想的なピアノです。
組曲第10番の「Ka」(1954)[全7楽章/22:55]は、ほぼ単旋律で不規則な怪しい雰囲気。
フェルドマン等の演奏で定評のある女性ピアニストSabine Liebnerによる演奏です。

「謎につつまれた作曲家、ジャチント・シェルシ(1905-1988)。東洋の神秘に影響されたイタリアの作曲家で、トランス状態で即興演奏したものを録音、そのテープを他者に採譜させるという作曲スタイルをとり、生涯にわたって異端視され続けていました。魔術的な魅力に満ち、即興的に積み上げられていくモチーフやリズムは、時としてミニマルミュージックのような、時として広い洞窟やお寺の中に一人でいるような錯覚をおぼえるような、実に不思議な世界。根強いファンがいる作曲家の一人です。今回リリースされるのは、そんなシェルシのピアノ作品。組曲第9番は「Ttai」、これは中国の易書の11番目のシンボル(イタリア語表記)で「平和」を意味します。シェルシは出版譜の前書きに「この作品は大いなる内的穏やかさをもって聴かれ、演奏されなければならない。ナーヴァスな人々は、離れてください!」と書いています。近年、瞑想音楽としても見直されてきている作品です。組曲第10番の「Ka」は様々な意味を持ちます(「要素」、あるいはサンスクリット語では「誰?」や「何?」の意味)。ほぼ単旋律で不規則的なアラベスク模様を描くような不思議な雰囲気の作品です。
録音:2014年3月7-9日、5月2-4日」



- Suite N. 9 - Ttai (36:30)
1 I
2 II
3 III
4 IV
5 V
6 VI
7 VII
8 VIII
9 IX
- Suite N. 10 - Ka (22:55)
10 I
11 II
12 III
13 IV
14 V
15 VI
16 VII

Co-producer – DeutschlandRadio
Composed By – Giacinto Scelsi
Liner Notes – Friedrich Jaecker
Piano – Sabine Liebner

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