WOJTEK BLECHARZ : Liminal Studies

'81年ポーランドの現代音楽の作曲家Wojtek Blecharzの2014年作。
ポーランドのRoyal String Quartetによる「Liminal Studies」は特殊奏法満載でほぼノイズ！！
Barbara Kinga MajewskaのボイスとKwadrofonikアンサンブルによる「September (The Next Reading)」は変な伴奏付きの物語！？
ポーランドらしい独特のアヴァンギャルドさいっぱい。
オススメです。

「ヴォイチェフ・ブレチャーズは、ある意味自己顕示欲が強い。もちろん、感情的な自己顕示欲だ。
彼は、自分の音楽で、災害に見舞われた現代世界のビジョンを描き出そうとはしない。彼は「デジタル貧困者」でもなければ、アルゴリズム的なパッセージのファンでもない。彼は、音符の合間に人生観を明かす政治的反逆者としても認識されていない。彼の関心の中心にあるのは、彼に最も近いもの、つまり、危機や別れ、トラウマ的な記憶を経験する文脈における人間の心理状態である。そして、彼は人生経験から派生することを恥じておらず、インタビュー、個人的な会話、プログラムノート、さらにはステージで演奏するミュージシャンを通じてそれらについて語る。したがって、彼は感情的で、自伝的でさえある音楽を作り、それをより広い聴衆と共有することに何の問題もない。」





- Liminal Studies (2014)
1 Part 2
2 Part 1
3 Part 4
4 September (The Next Reading) (2013-2014)

Composed By – Wojtek Blecharz
Ensemble – Kwadrofonik, Royal String Quartet
Voice – Barbara Kinga Majewska