V.A. : S​ó​lo una pobre canci​ó​n da vueltas por mi guitarra (Distorted AM/FM Radio Transmissions captured from Salsipuedes, Argentina)

2016年から2023年に録音されたアルゼンチンのAM/FMラジオ放送をミックスしたカセットテープ。
ラテン音楽はもちろん、マラドーナに関する非常に古いニュース、ローン会社のCMなど、聞きなれない言葉や音楽がミックスされる感じはその昔短波ラジオで遊んでいた頃を思い出します。
なかなか楽しい一本です。
金色のカセットテープ！
オススメ。

「私はいつも、夜のラジオ番組の独特の雰囲気に魅了されてきました。
2016年ごろ、家の1階のキッチンにある古いラジオからいくつかの番組を録音し始めたと思います。冬は特に寒く、私は寒さに耐えて夕食を作りました。そんなとき、全国放送されているこれらの独特のAM（時にはFM）ラジオ放送にチューニングしました。フォークロア、タンゴ、クアルテート、ロックなどのジャンルの音楽と、深夜に流れるトークショーのミックスです。
アルゼンチンの「公式ラジオ」は、政治とサッカーという2つの主要なトピックを中心に展開されることが多いです。しかし、私の目的は、その激しい2つ以外のすべてを記録することで、私たちの精神をよりよく反映する他のテーマに光を当てることを望んでいました。
もちろん、アルゼンチンは、この音の集まりよりもはるかに多く、歪んでいるかもしれませんし、不完全かもしれません。しかし、私のさまざまなラジオのパチパチという音を通して、アルゼンチンの特徴の一部を定義している声やメロディーを垣間見ることができるかもしれません。

ここにあるすべてのサウンドは、2016 年から 2023 年の間にサルシプエデスで録音されました。
これらのサウンドを信頼してくれた Zhu に心から感謝します!
(Pablo Picco)

SIDE A - リストまたは「ガイド」
- ウォーミングアップ。 「チャランゴ」（4弦楽器）のメロディー
- 「ラ・コンパニア・ファミリア」（コルドバの代表的な音楽ジャンル「クアルテート・トラディショナル」）
- ディエゴ・マラドーナに関する非常に古いニュース
- 川の近くで録音されたラジオコラージュサウンド
- 老人がメッセージを残すラジオでカルロス・ガルデルのタンゴ曲「マリオネータ」（スペイン語で「マリオネット」）を流す
- ナショナルラジオミュージカルセパレーター
- 笑うことが健康に良いと誰かが話している
- 名前が分からない（または分からない）歪んだフォークロアの歌覚えていない）
- ラジオのフラッシュセパレーター音
- アルゼンチンのロックソング（この曲がリリースされた当時のアルゼンチンの独裁政権時代について語る歌手の言葉で中断される）
- ラテン音楽のループ
- 学校行事でラジオから生中継された民俗音楽
- ゲストアルゼンチンの携帯電話とその価格について語る
- 90年代のピアノアドバイス
- ローン会社からの広告
- 「タランテラ」（非常に人気があるアルゼンチンで演奏されるイタリア音楽）
- カトリックラジオAMからのカトリック放送
- 「Zamba para olvidar」、人気のフォークロアソング（このテープのタイトルはそこから取った：「Sólo una Pobre canción da vueltas por mi guitarra」。つまり「ギターからは哀しい歌だけが流れている」
- カトリックのラジオからのラジオのザッピングとノイズ、教会のオルガン。

サイド B - リストまたは「ガイド」
- ラテン ジャズの音楽ループ
- 破壊されたギター テープ
- プログラムの夜の音楽プレゼンテーション
- 空から降る星について歌う高慢なフォークロアの歌
- 子供の頃から覚えているもう一つのフォークロアの歌（名前は知らない！）
- アルゼンチンに関する最近のニュース（2022-23年のニュース）
- 長い長いラジオのジョークの語りルイス・ランドリシナ（有名な民間伝承の「ジョーカー」）より。このジョークは、患者と、農場の「魔術師」として人々を治療する人物との間の典型的な「治療」状況を描いています
- 歌の中で「家から出てダンスをする」ことについて歌っているフォークロアのダンスソング
- フィル・コリンズの夜の歌。
-ショーのゲストが鳥について語る
- ピンク・フロイドの「Astronomine Domine」が放送される
- 現在自宅から立ち退きを迫られている老婦人「アグスティーナ」の娘へのインタビュー
- アリエル・ラミレスによるインストゥルメンタルとクラシックの民俗音楽

写真は、1990年代に出版された「サルシプエデスの記憶」から引用したもので、1940年代から1960年代のサルシプエデスの生活をとらえた本です。表紙の写真は、1952年にコルドバで開催されたラリー大会の際、「ピエドラ モラ」として知られる場所で撮影されました。背表紙の画像は、1965年のサルシプエデスのメインストリートを描いています。中の写真は、同じく1965年にサルシプエデスからブエノスアイレスまで直通した最初のバスです。表紙と中のヘビは、サルシプエデスとコルドバ州全体に生息しています。」



1. Lado A 19:25
2. Lado B 18:19