SONIC SYSTEMS LABORATORY : Two Vibraphones

  • フォーマット: CD [splitrec18]
  • 重量: 0.09kg
  • レーベル: Splitrec

2,280円

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*GASA GOSO ドローン!*
モーター振動による自動演奏等のドローンと物音のミックス!

オーストラリアのマルチプレイヤーDale GorfinkelとRoom40等からのリリースでおなじみのドラマーRobbie AvenaimとのビブラホンDuo。
いくつものモーター振動による自動演奏のドローンと物音のミックスは、AMMファンも要チェック。
これでもアコースティックのみです。
ぜひ。

「デイル・ゴーフィンケルとロビー・アヴェナイムは、ヴィブラフォンに革新的なアプローチを試みています。
マレットという一般的な丁寧な使用法ではなく、彼らは通常音色調整を担う電動ドライブシャフトを、楽器のバーの間に挟まれた物体を振動させる手段として用います。

「ヴィブラフォンの音色についてどんな先入観を持っていたとしても、今すぐそれを捨て去ってください…美しく練り上げられた32分間の即興演奏です。」ブライアン・マーリー『ザ・ワイヤー』より。
2005年、ロビー・アヴェナイムとデール・ゴーフィンケルはヴィブラフォンを互いに向かい合わせ、片方を微分音律、もう片方を平均律に調律し、いわゆる「特殊奏法」によって生み出される響きとテクスチャーの探求に着手しました。その成果として、2006年のABCテレビを含む数々のライブパフォーマンスが行われました。作品は、電動の回転ディスクがバーの端を擦り、超高音域の持続音を生み出すことで生み出される、変化するテクスチャーから始まります。続いて、複雑で機械的に生み出されるポリリズムへと突入します。ヴィブラフォンのトレモロモーターが駆動力となり、注意深く配置されたマレットがバー、フレーム、そして鍵盤下の金属共鳴器を叩きます。さらに、オフセンターに取り付けられたモーターで駆動されるスティックがバーを叩き、時には小型のマイクを叩くこともあります。両奏者はこれらの装置を操作し、時折マレットのリズムも演奏します。第3セクションでは、バイブレーターがバー上で高速リズムを奏でることで、音楽の周波数帯域と倍音成分が上昇します。モーター駆動のドラムスティックも控えめに使用されます。また、柔らかいマレットで叩かれたバーに硬いマレットを跳ねさせ、高調波を生み出す場面もあります。ベースバーにマイクを近づけて当てた柔らかいマレット(特注の特大バーを含む)は、最終セクションの変化するサブトーンと差音を生み出します。第1部で使用した回転ディスクが、最後の最後に一瞬だけ再登場します。これらの制作手法は、音楽作品を創り上げるために、綿密な実験と研究、そして熟慮された判断と応用の成果です。アーニー・アルトフ 2007年。 シャノン・オニールはReal Time誌に、2006年のNow Now Festivalでの彼らの演奏についてこう記しています。「ロビー・アヴェナイムとデール・ゴーフィンケルは、一味違うヴィブラフォン・デュオです。彼らの楽器は微分音的に調律され、通常のマレットではなく機械で作動するため、様々な独特なテクスチャが生まれます。彼らの音楽は、目覚まし時計で目覚めるような、ただ逆の、まさに目覚まし時計の音色で、その催眠術的な響きが聴く者を夢の世界へと誘います。目覚ましベルの音が、古い子供のおもちゃの音へと変わり、遠くでプロペラの音が聞こえ、最後に猫の喉を鳴らす音が聞こえます。最後には、アヴェナイムとゴーフィンケルは文字通り楽器から音を揺らしていました。」



Tracklist
1 Two Vibraphones 32:00

Recorded At - Big Jesus Burger Studios

Credits
Liner Notes - Ernie Althoff
Mastered By - Chris Townend
Mixed By - Chris Townend
Vibraphone - Dale Gorfinkel, Robbie Avenaim

Notes
Recorded in Sydney, Australia 2007 at BJB Studios.

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