HELMUT LACHENMANN : Got Lost

  • フォーマット: CD [WER73672]
  • 重量: 0.1kg
  • レーベル: Wergo

2,490円

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ドイツの現代音楽家ヘルムート・ラッヘンマン、Wergoからの2018年リリース。
1曲目は、よく知られるニーチェの4行の詩、フェルナンド・ペソアの詩「ラブレターはどれも馬鹿げている」、洗濯かごを紛失したことを嘆く英語の短いメモを使った角田祐子のソプラノとラッヘンマンの奥方菅原幸子のピアノとデュオ。
ボイスパフォーマンス的な部分も飛び出す声楽曲です。
2曲目は、ラッヘンマンお得意のグリッサンド多用のノイズな弦楽三重奏。
演奏はトリオ・ルシュルシュ。
ラストは、間も素晴らしいクラスターピアノ!!
どの曲もラッヘンマンらしい実験的なサウンドです。
まだの人はぜひ。

「ヘルムート・ラッヘンマンは、キャリア中期に展開した器楽音楽の具象音楽と関連付けられることが多い。しかしながら、この録音に収録されている作品は、この特定の美的段階の前と後に書かれたものである。これらのアイデアの出発点は(ラッヘンマンが1970年に述べたように)「機械的な起源と、それを生み出すために必要なエネルギーの多かれ少なかれ経済的な使用の特徴的な結果とシグナルとしての」音そのものである。ノイズのような器楽音は、類似点と対照点が検討される。また、それらはカタログ化され、ノイズと音を使用した一種のモチーフ展開の基礎としてカテゴリーとファミリーが作成される。「Got Lost」では、ラッヘンマンはニーチェの4行、フェルナンド・ペソアの詩「ラブレターはどれも馬鹿げている」、そして洗濯かごを紛失したことを嘆く英語の短いメモを使用しており、これがこの作品のタイトルの由来となっている。
ラッヘンマンは次のように書いている。「高尚で詩的、あるいは日常的な言葉遣いを取り除かれた、一見無関係に見える3つのテキストはすべて、同じ音源(ソプラノの声による「ありきたりの歌い方」)によって表現され、絶えず変化する音程の場、共鳴、動きに送り込まれる。」



1 Got Lost 27:05
Piano – Yukiko Sugawara
Soprano Vocals – Yuko Kakuta
2 Streichtrio 11:44
Cello – Åsa Åkerberg
Ensemble – Trio Recherche
Viola – Barbara Maurer
Violin – Melise Mellinger
3 Serynade 29:31
Piano – Yukiko Sugawara

Composed By – Helmut Lachenmann
_ Got Lost - music for high soprano and piano
_ Streichtro - string trio
_ Serynade - music for piano

Total time 68:25

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